
親の過干渉が原因?モラハラをする心理と家庭環境による影響
モラハラといえば、夫から妻に対するモラハラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし現在では、妻によるモラハラに夫が苦しむことも珍しくなく、そこには幼少期の家庭環境も影響しています。夫や妻のどのような心理がモラハラに発展してしまうのでしょうか。
解毒法はどこにある?機能不全家庭に生まれ、アダルトチルドレンになった私の体験談
モラハラといえば、夫から妻に対するモラハラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし現在では、妻によるモラハラに夫が苦しむことも珍しくなく、そこには幼少期の家庭環境も影響しています。夫や妻のどのような心理がモラハラに発展してしまうのでしょうか。
精神的な暴力であるモラハラの難しいところは、身体的暴力と違い、被害がどれほどのものか第三者には分かりづらいということだと思います。また、加害者だけでなく被害者も意識していない場合があるため、深刻な状態にならなければ表面化しないこともあります。
幼い頃から、「自分は絶対に結婚なんかしたくない」と思っていました。原因はやはり、両親の姿です。暴力が日常的に存在する家庭しか知らなかったので、「結婚は人生の墓場」であり「家庭を持つことは地獄の始まり」、しかし「それが当たり前」とも感じていたように思います。
DVをする人の性格は、その人が育った環境が大きく関係しています。日常的にDVを目にするような暴力的な家庭環境であれば、子どもはそれが当たり前になってしまいます。また、子ども自身がDVの被害者だったということも少なくありません。
機能不全家庭で育った人は、我慢することや諦めることが癖になっていることが多いです。親から自分の気持ちを否定され、無視され続けたために、いつの間にか自分自身で気持ちを否定するようになってしまうからです。
家庭内において身体的または精神的虐待、育児放棄(ネグレクト)、対立などが日常的に存在している家庭を「機能不全家庭」、「機能不全家族」と呼びます。簡単に言えば、家庭崩壊している状態です。私の育った家庭は、機能不全家庭でした。