親の過干渉が原因?モラハラをする心理と家庭環境による影響

麦わら帽子
モラハラといえば、夫から妻に対するモラハラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

しかし現在では、夫が妻によるモラハラに苦しむことも珍しくなく、そこには幼少期の家庭環境も影響しています。

モラハラをする人の特徴についてはこちらの記事をご覧ください。

精神的な暴力であるモラハラの難しいところは、身体的暴力と違い、被害がどれほどのものか第三者には分かりづらいということだと思います。また、加害者だけでなく被害者も意識していない場合があるため、深刻な状態にならなければ表面化しないこともあります。
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モラハラ夫・妻の心理

ストレスの捌け口

普段から忙しくしていたり、外で周りに気を遣い、あまり自己主張をしない人はそのストレスが家で爆発してしまいます。

外で抑え込んでいた自尊心を取り戻そうとする心理によって起こりますが、本人にはモラハラという自覚がないことも少なくありません。

相手を失いたくない

自分から相手が離れていかないようにするために、相手の自信を奪おうとします。

相手をさげすみ、けなすことで「こんなにダメな自分を相手にしてくれるのはこの人しかいない」と思い込ませようとするのです。

女性に対して体型や服装、男性に対して性格や年収などを批判し、自信を奪おうとします。

愛情確認

自分に自信がなく、ネガティブな考え方ばかりしてしまう人は、相手の愛情を確認するためにモラハラをする場合があります。

自分が相手に対して、ひどい発言や行動をしても変わらず愛してくれるかどうかを試しているのです。

独占欲

特に男性に多いのが、相手に対する独占欲や甘えからモラハラに発展してしまうパターンです。

厄介なのは、自分がひどいことをしても、その裏側には愛情があることを相手は分かってくれていると勝手に思い込んでいることです。

教育

間違っている相手を教育し、正しい方向へ導いていると信じて疑わないパターンです。

この場合、相手にとっては立派なモラハラなのに、本人には罪悪感や後悔などがないことが大半です。

ライバル意識

相手に対してライバル意識や劣等感、嫉妬心などからモラハラに発展してしまうことがあります。

職場などで正当な評価が得られず、周りから認めてもらえないと感じる人ほど、モラハラに繋がってしまうことが多いとされています。

男尊女卑

現代でも根強く残っている女性を軽視する価値観によって起こる、男性に多いパターンです。

女は男に従い、黙って後ろで支える役割に徹するべきだという考え方に疑問すら持たないため、相手を傷つけてしまいます。

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モラハラの原因

モラハラをするようになってしまう原因として、幼少期の生育環境があります。

過干渉

子供がある程度成長してからもなお、親が勉強や進路、交友関係などにあれこれ口を出し、思い通りに行動させようとすることで「自分の意見」がない子供になってしまいます。

親の操り人形のように振る舞うことしか許されない子供は、自分の存在価値が分からなくなってしまいます。

そしてモラハラによって自分より弱い人を傷つけ、貶めることで自分の存在価値を見出そうとするのです。

過保護

モラハラ男性は、特に母親から過保護に育てられている場合があります。

本人がわがままを言ったり悪さをしたりしても「お母さんが悪かったね。ごめんね」と、いつも母親にかばわれてきたため、自分に非があったとしてもそれを認めず、「自分は悪くない」と他人のせいにします。

また、常に自分が一番大切にされる環境だったために自己愛が強すぎる大人になってしまい、他人を尊重する、譲歩するという発想すらないことも。

父親の不在

男の子は幼少期に父親から厳しさや自制心を学び、母親の保護によって自分を受け入れてもらえる安心感を得ています。

ところが、父親が家庭を顧みない場合や、子供や自分を甘やかすばかりで注意をしない場合、子供はわがままになるばかりで厳しさや自制心を父親から学ぶ機会がなくなってしまいます。

かといって母親が父親の代わりに子供に厳しく接すると、今度は母親から得られるはずの安心感を得られなくなってしまいます。

ネグレクトや暴力

親から存在を無視されること、否定されることは、子供が「自分には価値がない」と感じたり、劣等感を抱いたりすることに繋がります。

他人から良く思われるために本当の自分を隠し、評価を得るために外で溜め込んだストレスを、家庭の自分より弱い立場の人間にぶつけることで優越感に浸ります。

親によるモラハラ

親によってモラハラ(精神的虐待)を受けて育ったことで、自分がされたように友達や恋人、家庭を持つと妻や子供に対してモラハラをする場合があります。

親からモラハラを受けた子供はそれが当たり前と思っており、モラハラだと自覚していない場合も多いため、知らず知らずのうちに親から子へとモラハラが連鎖してしまいます。

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職場でのモラハラ体験談

以前勤めていた会社に、部下や同僚に対してパワハラ・モラハラ行為をしている男性がいました。

上の人間にはいつもヘラヘラとしていて、鬱憤を自分の部下にぶつけたり、その場に部下がいなければ会社の備品を蹴飛ばしたりしてストレスを解消している人でした。

その姿が日常的にDVをしていた父親の姿と重なってしまい、怖くて本人に注意などできず、上司に時々相談したりしていました。

しかし上司が注意してもその場ではヘラヘラしてやり過ごすだけなので、状況が好転することはまったくありません。

ある日些細な連絡ミスから、怒りの矛先が私に向いたことがあります。

身長は180㎝以上あり、声がやたら大きな人だったのでその威圧感は凄まじいものでした。

私は恐怖で硬直してしまい、頭の中では「ここで強く言わなければ、何も言い返せない人(怒鳴ってもいい人)だと思われてしまう」と思っているのに、「何か言い返したら殴られるかもしれない」「確かに私にも悪い部分があった」という気持ちから結局何も言えませんでした。

次からストレスの捌け口にされるようになったことは言うまでもありません。

モラハラ男は、一度味をしめてしまうと取り返しがつかなくなってしまいます。

私のようにターゲットにされないため、そしてモラハラを繰り返させないためには、はっきり自分の意見を言い、相手の要求をきっぱりと断ることです。

勇気が要ることですが、特に最初の一回目にどう出られるかが重要だと思います。

モラハラを自覚させるには?

とはいえモラハラのターゲットになってしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。

モラハラの目的は、恐怖心を植えつけたり、自信を奪うことで相手を支配することです。

ですから、いちばん効果的なのは関心を示さず、相手の思い通りにならないことだと思います。

別居や離婚も視野に入れて証拠を残すためには、日記に書く、ICレコーダーに録音する、ビデオに録画するなどが有効です。

ICレコーダーはスマホの録音アプリでも代用できます。

日記の場合は、何年も書き続けているもの、モラハラとは関係ない日々の出来事などが書かれているものだと、より信用度が高くなるようです。

モラハラを受けながら、いつまでもつらい思いをして生きていく必要はまったくありません。

子供がいる場合、相手を見下すことが普通になってしまったり、自己肯定感が育まれなかったり、たくさんの悪影響があります。

モラハラを連鎖させないために、参考になれば幸いです。

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