ゴミ屋敷になる理由となりやすい人の特徴

積む
前回の記事を書くにあたっていろいろ調べたところ、ゴミ屋敷と心の関係が興味深かったので、その時のメモなどを元にまとめてみることにしました。

長くなったらちょっと分けるかも。

しばらく帰省していませんが、実家は物で溢れかえっています。ゴミ屋敷一歩手前です。一応、生ゴミや空き缶などは捨てているため、今のところ異臭はしないのが救いです。家が「ゴミ屋敷」になる背景に、発達障害や精神疾患が潜んでいる場合があるのをご存知でしょうか。
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ゴミ屋敷の種類と定義

収集した大量の物で溢れるゴミ屋敷。

溜めこむ一方で片付けられず、捨てられず、かといって有効活用されるわけでもなく、社会問題としてニュースでも頻繁に取り上げられる時期がありました。

家(一軒家)全体に物が溢れている場合「ゴミ屋敷」、一軒家でも部分的だったり、マンションの場合は「汚部屋(おへや)」と呼ばれている印象です。

ゴミ屋敷には2種類あります。

  • 倉庫系
    洋服、アクセサリー、家電、書類などで溢れかえっている状態。
  • 有機系
    倉庫系に加え、食品や飲み物の容器、食べ残しまで溜めこまれている状態。
    カビや虫が発生するため、自身やその周囲にも被害が及ぶ可能性あり。

臨床心理学や精神医学では、物を整理することや手放すことが困難で、日常生活に大きな支障が出ている溜めこみ行為を「ホーディング(hoarding)」、溜めこむ人を「ホーダー(hoarder)」と呼び、日本ではこのような状態を「溜めこみ症」「溜めこみ症候群」ともいうようです。

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ゴミ屋敷になる理由となりやすい人の特徴

それまで普通に暮らしていたはずの人の家がゴミ屋敷になってしまう理由は何でしょうか。

精神疾患などは見られず、溜めこみ行為だけが生じる場合、このような特徴があります。

単純に忙しすぎる

本人はゴミを処分したい気持ちがあるものの、勤務時間や出張などの関係で次第にゴミ屋敷になってしまうケース。

一人暮らしに多く、本人にも片付けの意思があり、時間さえあれば解消されることがほとんどです。

ゴミ屋敷のレベルとしてはかなり軽度。

もともと片付けが苦手

片付けが苦手だったり大雑把な性格で、部屋が散らかっていても気にならない場合、本人に溜めるつもりはなくてもどんどんゴミが溜まっていきます。

ゴミを出し忘れても「まあ良いか」で済んでしまうこともしばしば。

親の影響

両親の不在が多く、子どもの頃から片付けの習慣がない場合もゴミ屋敷になる可能性があります。

逆に、片付けについて厳しい親に育てられ、反発心からゴミ屋敷になっていく場合もあります。

もったいない精神

戦後の物のない時代に育った人や、経済的に苦労した人は、物を捨てられずに保管するだけでなく、ゴミ捨て場から拾ってくることも少なくありません。

古い衣類や日用品を「必要になるかもしれない」、家電などに故障が見られても「まだ使える」と考えて溜めこんでしまいます。

「もったいない精神」は親から子へ、子から孫へと受け継がれるのも特徴のひとつです。

過労によるストレス

上司などから頼まれたことを断れず無理をしてしまったり、思ったような成果が出ない、ミスが続くなどのストレス。

真面目で勤勉な人ほど大きなダメージを受けやすく精神的に追い詰められた状態になり、気付いたら部屋中ゴミだらけになっていることも。

また、ストレスや疲れによって判断力が鈍ってしまい、片付けをしようとしても取捨選択ができなかったり、どこから手を付ければ良いか分からなくなってしまう場合もあります。

自分を抑圧するストレス

夫婦仲の悪化などで家への愛着を失い、きれいにしようと思えなくなる状態。

あるいは、友人や恋人の来訪がなく、自分が座れるスペースさえあれば良いといった環境に慣れてしまい、その方が精神が落ち着く状態。

どちらも、外ではきちんと振る舞うため常に気を張っていること、家に帰ると緊張の糸が切れ、反動によって無気力になってしまうことが共通しています。

社会からの孤立による寂しさ

ゴミ屋敷に住んでいる人は、ゴミをゴミだと思っていない場合も多く、その要因として、他人との関りがあまりないことが挙げられます。

自分を客観的に見ることができず、自身の生活環境の異常性に気付けないのです。

高齢者だけでなく、在宅勤務の人や、仕事以外で人との関わりが少ない人もゴミ屋敷になってしまう場合があります。

また、物に囲まれることで安心感や満足感を得、不安や孤独を癒す傾向にあり、物を捨てて隙間ができることを極端に嫌うのも特徴のひとつです。

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おわりに

ここまで、精神疾患などは見られず、溜めこみ行為だけが生じる場合についてまとめましたが、家が突然ゴミ屋敷化した場合、精神疾患などが関係している可能性もあります。

ゴミ屋敷について少し調べてみると、ゴミ屋敷住人の毒親率の高さに驚かされます。

毒親は基本的に自分が正しいと思っているため人の(子どもの)話を聞きませんが、その姿勢が誰の目にも分かるようになるのが、「ゴミ屋敷」ではないでしょうか。

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