娘には厳しく息子には寛容な母親の姉弟差別

ランタナ
母は私よりも、弟を可愛がっています。

娘には過剰な期待をした挙句、自分の敷いたレールから外れると怒り狂い、暴力をふるうこともありました。

とはいえ、自分が常に正しいと思い込んでいて基本的に子どもの話を聞かない人なので、今は息子からも嫌われています。

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娘には許さないことを息子には許す

私が高校をサボるようになった頃、母からは「クソ女」と呼ばれていました。

「育ててやってるんだから感謝しろ」「神経が図太い」と、寝ているときに部屋に入ってきては、髪をつかまれ引きずられたこともあります。

自分の思い通りにならいことが気に入らず、毎日毎日人格を否定され、ストレスの捌け口にされていました。

何年かして、今度は弟が高校をサボるようになりました。

その頃には私も社会人として働いており、母に会うのも年に1回あるかないかでした。

実家を出たことにより精神的に少し余裕が生まれていたため、たまに母と電話やメールをやり取りすることもありました。

「最近(弟)が学校サボってて行かなくて~。ホントしょうがないよね~w」

電話口で母がこう言ったとき、自分の高校時代の暗い気持ちが思い出されて、すぐには返事ができなかった気がします。

私があの頃された仕打ちは何だったのだろう。

どうして弟は「しょうがない」で済むんだろう。

鬼の形相でつかみかかってきた母が弟のことは笑って話している。

なんだか腑に落ちない。

同じようなことが、これまで何度も何度もありました。

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重く逃げられない期待

よく、いちばん上の子の育児は親にとっても初めての経験のため熱心になるけれども、次の子からは良くも悪くも適当になりがちだという話を聞くことがあります。

私の育った家庭も同じです。

第一子で、長女で、姉である私は勉強も運動もできて器用で弟の面倒見も良く、なんでも完璧な両親の理想の「いい子」であることを強要され、期待を一身に受けていました。

自分のことは自分でできなければ怒られたり、がっかりされることもありました。

それに対して弟は、母からいつも「困ったことはお姉ちゃんにやってもらいなさい」と、人に頼ることを許されていました。

ひょうきんで愛嬌があったので、成績が優秀でなくても、マイペースで周りの子より行動が遅くても「しょうがないわねw」と可愛がられていました。

優秀でなくても受け入れられている弟の姿は単純に羨ましかったのですが、弟は弟で、事あるごとに親から期待されていないことを感じ、劣等感が大きくなっていったように思います。

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兄弟差別が起こる原因

長男長女は、差別されていると感じることが多いといいます。

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」と言われるのが嫌だった人も多いのではないでしょうか。

これも、子どもが兄弟間の差別を感じる言葉です。

親に従順な子が「いい子」である

思い通りになる「いい子」を優遇し、そうでない「悪い子」はぞんざいに扱う。

思い通りにならない「悪い子」に価値はないと思っている。

子どもの容姿や成績が自分の価値を高める

自分が「かわいい(かっこいい)子どもの母親」「成績優秀な子どもの母親」であることを誇りに思っている。

そんな子どもの母親である「自分は素晴らしい」と錯覚している。

同性の子どもへのライバル心

特に母親と娘の場合、娘が「女性」になっていくことが許せない。

また、自分を超えられるのを恐れ、極端に嫌がるため、娘の意見を無視したりする。

親自身が子どもの頃に差別を受けて育った

子ども時代に親自身も嫌な思いをしたにもかかわらず、それが「当たり前」と思い込んでいるため子どもにも同じことをする。

子どもが訴えても相手にしないことも多い。

気づいたなら自分を守ることを選ぶ

母からは、弟についての愚痴もよく聞かされました。

「あの子はホントだめw」「(私)はできるのにね~」と言われるたび、私には自分にさらなる期待が重くのしかかってくるように思えてとても苦しく感じていました。

兄弟差別をする親は、いくら子どもがやめてほしいと訴えても、変わることはありません。

「親に差別されている」「親の愛情のかけ方が違う」ということを受け入れるのは、とてもつらいことだと思います。

しかし、残念ながら事実です。

ただ、兄弟差別に「気づかない親」と「気づいた自分」は、まったく違います。

大切なのは、気づいたあとにどうするかです。

親元での生活を続けるということは、自分が傷つく生活を続けるということです。

親と同じ過ちを繰り返さないためには、まず、自分を守るために家を出ましょう。

すぐには実行できなくても、家を出るための資金を少しずつ貯め始めるなど、やれることはきっとあるはずです。

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