親子関係が悪くなる原因は?親との不仲は人間関係にも影響を与える

うさぎのぬいぐるみ

個人的なイメージですが、子供は産まれたときからもともと、親に対して「好き」という気持ちを1000くらい持っていると思います。

これがゼロに近づくほど親子の仲は悪くなっていき、マイナスになってしまったとき、ついに子供は親を「嫌い」だと感じます。

私は「好き」の気持ちが減っていく原因が、子供自身にあるとは思いません。

親の様々な行動が、子供から「好き」を奪っていくのです。

この記事では親子関係が悪くなる原因や、子供から嫌われる親の行動には、どのようなものがあるかまとめました。

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子供の気持ちを無視する

自分の意見を押し通す

親子関係が悪い家庭の特徴の一つに、親が自分の意見を押し通すことが挙げられます。

特に母親と娘の場合、娘を自分の分身のように見てしまい、自分ができなかったことややりたかったことを娘で実現させようと、意見を押し付けてしまうことがあります。

習い事や進路など、きっかけが母親の勧めであっても実際に子供はどんな様子で取り組んでいるかを注意して見てあげる必要があります。

子供の頃、習い事をやめたいと言ってもやめさせてもらえなかった、学校に行きたくないと言っても話を聞いてもらえなかったという経験はありませんか?

そのとき、どんな気持ちだったでしょう。親に対する不信感や、反発心が芽生えたのではないでしょうか。

親が自分の話をじっくりと聞いてくれたり、心に寄り添ってくれると子供のストレスは和らぎます。

自分の気持ちを受け入れてくれる、親は味方になってくれるという安心感があると、「もうちょっと頑張ってみようかな」と前向きな気分になれることもあります。

言うことを聞かないと手をあげる

「躾のつもりで…」「あまりにも言うことを聞かないから…」というのは親の言い訳です。

子供をコントロールするために暴力を選んだのは親自身であり、決して不可抗力ではありません。

もし暴力を振るってしまったら、それを正当化せずに子供にきちんと謝ることが大切です。

「手をあげたことは悪かったけどあなたも悪い」ではなく、「あなたのこういうところに腹が立った。でも暴力はよくなかった。ごめんなさい」と順序立てて謝ってあげてください。

そして、二度と暴力を振るわないと子供に約束しましょう。謝ってもまた暴力が繰り返されるのであれば、子供は親の言葉が信じられなくなっていきます。

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子供から自信を奪う

否定する・失敗を責める

何か失敗したり落ち込んだりしたときに、親に「だから言ったのに!」「言う通りにしないからでしょ!」「お前はダメな子だ!」などと追い打ちをかけられたら、子供はどんどん自信を失っていきます。

結果「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまい、劣等感に苦しんだり、誰かの指示がなければ動けなくなってしまいます。

また、失敗や挫折をひどく恐れるようになり、精神的な余裕もなくなってしまうでしょう。

そのような環境で育った子供は親になったとき、自分がされてきたように子供に接してしまいます。

人前で叱る・けなす

何かミスをしてしまったときに、一対一で叱られるのと大勢の前で叱られるのとでは、叱られる側のダメージが大きく変わってきます。

大勢の前で叱られた場合、ミスをしたことに対する反省よりも、「人前で恥ずかしい思いをした」「情けない姿を見られてしまった」という記憶の方が強く残り、プライドもズタズタになってしまいます。

そして「次はこうしよう」という前向きな感情よりも、「周りにダメな奴だと思われたに違いない」「自分はどうしてこんなことも出来ないんだろう」というネガティブな感情を抱きやすくなります。

大勢の前で叱られる場面が多いほど、その人の自己評価は下がり、自尊心が低くなってしまうのです。

さらに「自分はダメな人間だ」とネガティブな考えがクセになってしまうと、たとえ相手に褒められるようなことがあっても「何か裏があるのではないか」と疑ったり、親切にされても「あとで見返りを求められるのではないか」と勘ぐったりして、相手の気持ちを素直に受け取ることができなくなってしまいます。

悪化すると、相手の何気ない発言も「悪意があってわざと言っているんだ」と思い込み、攻撃してしまうことすらあります。そうなってくると周りから人が遠ざかってしまうのも時間の問題です。

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子供と一緒に過ごす時間をつくらない

指示だけする

子供と一緒に遊んだり会話したりする時間は、子供の考えや日々の様子を知るうえでとても大切です。

そういった時間が普段から少ないにも関わらず、「勉強しなさい」「いつまでゲームしてるの」「もう寝なさい」と頭ごなしに言うのは危険です。

押し付ければ押し付けるだけ、子供の反発心は大きくなってしまいます。

たとえば「今日学校どうだった?」「夏休みはどこに行きたい?」「たまには一緒にゲームしよう」など、子供がやりたいことや、幸せに感じることをたくさん話せる家庭環境であれば、勉強の話なども比較的素直に受け入れてくれます。

結果重視で過程を評価しない

大人の社会は、成果主義という結果重視の社会です。

しかし子供に対しては、結果だけを評価するのではなく、その過程をしっかり見守り認めてあげることが重要です。

結果だけを評価していると、結果が伴わないもの=ダメなもの、価値がないものと刷り込まれてしまいます。

たとえ結果が上手くいかなかったとしても、過程をしっかり認め、褒めてあげることで子供のやる気は高まっていきます。

子供に不安や迷いを与える

過去を悔やむ

息子にとっては父親が、娘にとっては母親が、それぞれ一番近しい人生のモデルです。それなのに、親が自分の選択した人生を悔やんでいると、その姿を見た子供は不安や迷いを感じてしまいます。

もちろん自分と同じ失敗を子供が繰り返さないようにアドバイスしたり、失敗談を話してあげることは子供のためになると思います。

そのような話をするときは、今は今、過去は過去というスタンスで話してあげるのが良いかもしれません。

愚痴や悪口を聞かせる

特に女の子は、口達者であり聞き上手でもあります。それに甘えて、子供を愚痴の捌け口にしてはいけません。

自分たち以外の家族の悪口なんてもってのほかです。いつもと変わらないように見えても、子供は内心でとても傷ついています。

また、常日頃から愚痴を聞かされていると、自分がいないところでは自分もこんな風に言われているのかもしれないと、親に対して不信感が生まれてしまうこともあります。

失敗を取り繕う

子供には自分のかっこ悪い姿を見せたくないと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、だからといって何か失敗したときに無理に取り繕うのはあまり良くありません。子供が大きくなればなるほど、そういった姿は子供にバレてしまうものです。

また親にとっても、取り繕うとすること自体がストレスになって、精神的に余裕がなくなってしまいます。

親も完璧ではなく、時には失敗する姿を見せても大丈夫です。子供はそれくらいで親を馬鹿にしたり、軽蔑したりしませんし、あとから親子で笑い話にできるくらいが丁度いいのではないかと思います。

最後に

幼少期の子供の中では、親の存在が大部分を占めていたのに対し、10歳頃からは友達の存在も大きくなってきます。

視野も広がってくるため、親を冷静な目で客観的に見るようになります。特に女の子は心や体の成長が早いので、親が思っている以上によく観察しています。

この時期に良い親子関係を築けているかどうか、また、家庭で穏やかに安心して過ごすことができているかどうかが、子供のその後の成長や将来を大きく左右するのではないでしょうか。

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